内容説明
本書ではPC橋の設計にあたって関連する最新の示方書類について、道路橋示方書を主体に内容を概説し、土木学会の示方書や鉄道橋の示方書は、すでに限界状態設計法を採用しているが、道路橋示方書はまだ許容応力度設計法を主体としているので、限界状態設計法についてもふれている。さらに、橋の設計では支承等付属物の設計も非常に重要であるので、これらの設計についての概説を示している。そして、この本の設計計算例は、設計計算の実務を理解しやすいように、手計算で設計を行うことを前提で示しており、設計計算例に対応する設計図も示している。
目次
1章 設計一般
2章 プレテンション方式PC単純床版橋の設計計算例
3章 ポストテンション方式PC単純T桁橋の設計計算例
4章 PC合成桁の設計計算例
5章 支承付属物の設計