出版社内容情報
オウムの国松警察庁長官狙撃事件を独自の視点から分析したものだが、これが滅法面白い。結局、あの事件は、いまだに謎のままに終わっている。「自分が犯人だ」と告白した小杉敏行巡査の自供には信憑性がないということで、結局、小杉は逮捕もされなかった.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』216頁、より)
内容説明
誰も書けなかった警察の秘密。1995年3月30日。国松警察庁長官を貫いた3発の銃弾。現職のオウム警察官の出現で、ヴェールを脱いだ公安警察。現職・社会部記者が事件の真相にはじめて迫る。
目次
第1章 遺恨の原形
第2章 保秘の断裂
第3章 告白の封印
第4章 予見の密葬
第5章 不信の煽動
第6章 暴力の洞察