内容説明
官僚エリートから消費者運動に邁進。日本消費者運動の先駆として活躍してきた著者の渾身の官僚批判。
目次
序論 官僚帝国へ“反乱”を起こして破門させられる
第1章 農林官僚をやめて日消連を設立
第2章 官僚政治を斬る
第3章 食品業界に魂を売った厚生官僚―食品添加物追放運動
第4章 国民の健康を守らない厚生省
第5章 日本の農業も食料も守れない農水省
第6章 運輸省は業界の利益代弁者か
第7章 公正でない公正取引委員会―独禁法強化へ向けて
第8章 阪神大震災で無能をさらけ出した建設省
第9章 秘密主義の行政と企業―情報公開を求める運動
第10章 利害打算で動く現代政治家
第11章 政党を厳しく監視する
結論 霞ケ関官僚帝国への大行政改革論―安上がりでよく作動する政府を求む