目次
第1部 新しい部落史のために
第2部 部落の時間旅行へ出かける準備を
第3部 部落の歴史がはじまる
第4部 制度化された差別の世界(続編)
第5部 差別制度の解体による今、そしてこれから(続編)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
砂王
7
中性的価値観、みんなの相違が差別を生み出していた。怖いや不安という感情に左右されていたのだろう。今も変わらないのではないか。ヤクザも社会の外に位置づけられていると言える気がする。2017/05/06
ソウ
3
20年近く前の古い本だが、すごい。今まで生きてきた中で、部落・同和等の問題を身近に感じたり意識したりする事がほぼ皆無だったが、まず間違いなく現代でもこの種の差別は残っていると思う。筆者は様々な資料を読み解き、部落は、中世の始まり(平安中頃)に京都から天皇を中心とした国家的な政策として始まったと推定。「清目」を被差別者に担わせることで、内と外を作り上げる為政者にとっての巧妙な支配政策と説く。続巻も読もうと思う。2016/04/23
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