内容説明
1919年夏、西部戦線異常あり。日本海海戦の勇士は、何故反戦平和主義者に豹変したか。海軍大佐水野広徳が第一次世界大戦の戦跡で見たのは、来たるべき日米戦で焦土と化した東京の姿であった。絶対戦争をしてはならぬと叫び続けた水野の航跡を上海、シンガポール、パリ、ヴェルダン、ベルリンと辿る。
目次
第1章 休戦・パリ講和会議に向けて
第2章 日本を離れて
第3章 シンガポール・ジャンクション
第4章 アジアの嵐
第5章 西部戦線異状あり
第6章 思想の大転換
1919年夏、西部戦線異常あり。日本海海戦の勇士は、何故反戦平和主義者に豹変したか。海軍大佐水野広徳が第一次世界大戦の戦跡で見たのは、来たるべき日米戦で焦土と化した東京の姿であった。絶対戦争をしてはならぬと叫び続けた水野の航跡を上海、シンガポール、パリ、ヴェルダン、ベルリンと辿る。
第1章 休戦・パリ講和会議に向けて
第2章 日本を離れて
第3章 シンガポール・ジャンクション
第4章 アジアの嵐
第5章 西部戦線異状あり
第6章 思想の大転換