内容説明
おおよそ170年前。文政9(1826)年、江戸鎗ケ崎で一家7人の殺傷事件が起きた。主犯の近藤富蔵は、八丈島に流罪となった。富蔵はこの地で60年余り過ごして、明治20年、83歳で死去した。富蔵が残したものは、全69巻の記録『八丈実記』だった。
目次
第1章 歴史のはざまで
第2章 血塗られた江戸の新富士
第3章 黒瀬川を越えて
第4章 流刑地にて
第5章 流刑の復活
おおよそ170年前。文政9(1826)年、江戸鎗ケ崎で一家7人の殺傷事件が起きた。主犯の近藤富蔵は、八丈島に流罪となった。富蔵はこの地で60年余り過ごして、明治20年、83歳で死去した。富蔵が残したものは、全69巻の記録『八丈実記』だった。
第1章 歴史のはざまで
第2章 血塗られた江戸の新富士
第3章 黒瀬川を越えて
第4章 流刑地にて
第5章 流刑の復活