内容説明
大石寺にある戒壇の大本尊・日蓮真骨はニセモノだ。嘘も100年つけば本当になる。ここに愚劣な宗創戦争の根源があり、日蓮正宗大石寺の本質がひそむ。70年にわたる蓮蔵坊(大石の寺)争奪戦で、日道(南条家)一派は、日郷→日伝から蓮蔵坊を乗っ取ったが、しかしここで日目(第三祖)→日道(第四祖)の血脈は、完全に途切れることになる。そんな大石寺に「戒壇の大本尊」なる大本尊があり、日蓮の真骨があるはずがない。はじめて白日にさらされる大暗黒史。
目次
第1章 謎の板本尊
第2章 謎の血脈相承
第3章 特別資料「蓮蔵坊争奪戦」(ジョージ左京著)