内容説明
長野冬季オリンピック決定の裏に、サマランチIOC会長買収工作があった。日本のスポーツ界にドンとして君臨するまでの堤の野望の軌跡を徹底的に追求する。
目次
第1章 異例な堤のスピード昇格
第2章 冬季五輪、開催都市決定の舞台裏
第3章 混迷するJOC
第4章 堤JOC会長辞任への道
第5章 汚れたオリンピック開催地の決定
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
32
1992年の本。長野オリンピックの本を読んでたらちょこっと堤義明の暗躍ぶりが出てきたので興味でて探してたら見つけた本。西武王国華やかなりし頃、スポーツ界の天皇として君臨してた堤義明の剛腕ぶり。サマランチ会長とも仲良し。ビジネスでウインウイン。最近どうしてるのか読後調べたら、未だにJOCにいるわ。しかも最高顧問だと。そして堤一族面白そうなのでもうちょい掘ってみようかな。それにしてもプリンスホテルって昔はかっこよかったものだけど、今なんかダサいよな名前。2018/04/12
山口透析鉄
12
堤国土破壊商店の本ですね。法人税を払わず、税金で国土破壊して儲けているだけで……人工芝の屋根付き球場(あれでは全くドームとは言えない)、褒めようがなく、大変でもNPBの選手がMLBを目指す理由、分かります。 ダイエーとかもそうでしたが、このテの老害ワンマン社長って従業員に個人崇拝を強要しますので、正月詣等々、ニッポン会社ムラのダメさ加減がひと通り入っていますので……真に真っ当な企業経営者も日本では稀だなと、勤務先の合併で散々嫌な目にあった私は痛感しています。日本のフツー、ではまるでダメダメです。2022/10/08
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