日本的な、余りに日本的な―東京女子大学哲学科紛争の記録と分析

日本的な、余りに日本的な―東京女子大学哲学科紛争の記録と分析

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784380922244
  • NDC分類 377.13
  • Cコード C0036

内容説明

キリスト教主義の女子大学で起こった教授間の紛争。渦中に巻き込まれた当事者、ユング学者が分析する「日本的なもの」とは何か?いま、大学の在り方を問う。

目次

プロローグ 「兵乱の政治」の幕開け
第1章 「兵乱」をもたらした諸要因(派閥政治的背景;左翼プロテスタントの精神構造;旧軍人とカルヴァン派の「荒業」感覚;戦中派のメンタリティー;戦後民主主義の申し子―非日本的日本人の自己分析)
第2章 迫害との戦い(前哨戦;プロ顔負けのクーデター作戦;私の反撃と、立ちはだかる壁、々、々…;『週刊宝石』の記事の謎)
第3章 コップのなかの舞台―日本の縮図(教授会の日本的体質;「喧嘩両成敗」について;勝負手;天下分け目;日本的策士の荒療治)
第4章 余りに女子大的な(母権的女性集団;「6人の学生の告発」の真相;哲学科卒業生の低級な言動;「哲学科学生有志の会」の論理と心理;偏向と作為の『毎日新聞』記事)
第5章 結末

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

軍縮地球市民shinshin

6
1981年~1987年頃まで、東京女子大学文理学部哲学科(当時)の四教員の内紛(実質は3対著者)事件を著者が回顧して、ユング心理学風に解釈したもの。結局哲学科は2年間学生募集を停止して、収拾を図るという異例の事態になった。 数年後の刊行とはいえ、よくこんな本が出せたなぁと思う。また80年代半ばの女子学生は、誰かに扇動されたとはいえ、四教員の辞職勧告を大学当局に迫るなど、かなり行動的な者もいたことに驚く。結局著者は哲学科から一般教育担当に異動となり、2005年定年退職時には名誉教授号も贈られなかった。2017/09/13

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