内容説明
インド神話の精髄、世界最大の古代叙事詩。その全貌がわが国に初めて現われる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズコ(梵我一如、一なる生命)
9
おーもーしーろーーいーーー!!やっぱり自分は叙事詩好きなんだと実感。最初は色々神様の名前も出まくって大混乱するけど、気にせず読み進めていくと、もうあとは流れるように。本当は神様同士の関係を理解したくてメモでも取るべきだけど、これは多すぎて無理ですね。でも後半になると、主人公たちの境遇に胸が熱くなったり、悲嘆したり、ドキドキしたりと入り込んでいる自分に気づく。特有の崇める冠頭詞の繰返しは訳者によって切り捨てられ読みやすい。続き読みたいです。2023/04/28
in medio tutissimus ibis.
0
さすがはクリシュナ様です。2015/02/22
迦陵頻之急
0
かつて演出家ピーター・ブルックが9時間余を要する戯曲として劇化し、1988年に日本でも来日公演が行われた。丸一日がかりの一挙上演だった。その数年後に著された初の全訳で、重訳ながら今もって全貌を窺える唯一の手段である。このインドの大古典、「イリアス」のように核心的な場面を整然と、劇的に構成するのではなく、完成度を放棄しても入れられるものはありったけ全部盛りという作。冒頭から物語が作られる経緯やら、作者自身の来歴やら、何もかも語らずにはいられぬ上、作者自身が作中に登場して物語に介入するという衝撃展開もあり。2025/05/10
森主
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第2巻以降アマゾンにないんだけど…2018/05/22
ピノ
0
インドラ神がヘタレの汚れ役ということが分かった2018/03/04