沖縄びとの幻想

沖縄びとの幻想

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784380902192
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C0036

目次

1 生き延びていた堯舜の民―上杉県令の政治像(県令更送;鰥寡孤独の憂いなし;百年を経て、結実する ほか)
2 帝国の沖縄政策―『沖縄対話』精神の発現(方言礼の精神;日本の、学校文化の幼稚さ;戦前と、変わらぬ日本語法;43歳の主婦よりの手紙;尊重すべきもの ほか)
3 読み解みことの困難さ―『神の魚』書評の批評(共同体とはなにか;「革新」と称する右翼;事実を隠蔽する「政治の言葉」;絶望の老人たち;いま、沖縄で最底辺の者 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

健康平和研究所

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236頁 「二分法」、「隣りは、敵」意識においてもっとも困るのは、つねに自分が正しい、という意識である。(略)国家とは権力であり、権力とは暴力なのであって、政権を執るとは、その暴力を操作しうるポストが手にはいったということでしかない。暴力こそ悪であり、自分は悪を操作しているのだ、という認識を日々に新たにしていれば、あるいはなにかできることがあるかも知れない。ーーだから、いま、もっとも困難である敵は、みずからの内部に潜み、人がそれを視る眼をもたぬことなのだ。2017/08/03

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