内容説明
資源と環境の制約のなかで’90年代の日本経済はどうなるか。「世界に浮かぶ日本」と「国民生活(くらし)のための経済」の観点から日本の経済を分析する。
目次
第1章 検証・日本経済の「強さ」と「弱さ」
第2章 日本の論理と企業の責務―2つの分配問題
第3章 過剰貯蓄か過少投資か―国際経済摩擦の解決のために
第4章 消費税の政治経済学
第5章 金融自由化の再検討―日米の論議の比較検討
第6章 高株価の構造分析―その原因と行方
第7章 ドル・株価の行方と米国経済
第8章 国際金融不安の構造分析―発展途上国「問題」の内実