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内容説明
放課後、かれらは何をしているのか。非日常の世界に熱中する現代の若ものたちの姿を描写する。
目次
1 占い・おまじないブーム
2 ロックする少女たち
3 怖いものが好き!
4 プロレスに熱中する優しき10代
5 コンパで共同体を確認する
6 定着したファミコン世代
7 パソコン通信の不思議なネットワーク
8 若者たちの巨大メディア
9 ジュニア小説で文学する少女たち
10 ファインダーの中のアイドル
11 男ことば、仲間ことば
12 清潔症候群
13 ワタシ、ほとんどアル中
14 もう学校に行かない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しずかな午後
2
1990年刊。80年代後半の若者文化の本。扱われているのが、占い・おまじない、ロック、ホラー映画、コンパ、テレビゲーム、ジュニア小説、パソコン通信、コミックマーケット(通称コミケット!)、アイドルの生写真、など。現代のオタク文化の源流が垣間みれる楽しさがあった。ゲームは子供のもの、高校生ならパソコン通信というイメージがあったのは面白い。そして何より飲酒、80年代は中高校生でも普通に飲酒をしていたようで、アル中の危険性が説かれている。道理で昔の漫画は中高生でも普通に飲酒するんだな、と納得した。2022/06/30