内容説明
混迷する教育状況のなかで、いま教師はいかにあるべきか。本書は『「校則」の研究』『バイク退学事件の研究』『PTAの研究』などに続く筆者・坂本秀夫の本格的「教師論」である。
目次
序章 理想と現実の狭間で
第1部 教師の迷路―学校のなかで(教育条件と教師;授業の誘惑;校則と教師;体罰と教師の転落;生徒懲戒処分と教師)
第2部 教師像の歴史的論議(教師は聖職者か;教師は労働者か;教師は専門職か―ILO・ユネスコ勧告と政府の対応;教師は専門職か―臨教審と教員研修;教師はどのような専門職か―教師の実践が切り開いた地平)
第3部 生徒・父母参加における教師像(教師の原点に立つ;生徒自治と教師;父母参加と教師;教師集団と教師;回顧と展望)



