感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サト
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猫のオミャアが書いてるというこの作品。教育、宇宙、音楽、様々な切り口から哲学するこの猫。いつの時代も年長者は最近の若者は～と言い、マイノリティーは生きにくく、何年そこで暮らしても先住民は移住者をよそ者扱いするのだ。約30年前から現在まで言われ続けているという事実を見れば、技術の進化はあっても内面的な進化はし終わったのかもしれない。人間の語り部がなんやかんや言っていたら説教くさいことこの上ない。猫が言うからコミカルさや「猫が言っている事なので大目に見て下さい」という軽さがポジティブに働いている。2014/08/11
