石ころを石礫に―安倍氏暗殺・山上徹也さん裁判記録

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石ころを石礫に―安倍氏暗殺・山上徹也さん裁判記録

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784380260025
  • NDC分類 326.23
  • Cコード C0036

出版社内容情報

高校卒業アルバムの「将来の夢」欄に、「石ころ」と書いた山上徹也さん。 母親の入信・献金で家庭を破壊させた統一協会に一矢報いようと自らを礫(つぶて)にして行動を起こした。
犯罪報道をライフワークにする著者が、奈良地裁での全公判を記者席で傍聴し報告するマス・メディアで報道されなかった山上さんと裁判の実相。

報道各社等は、警察・検察の「教団幹部から安倍元首相に狙いを変えた経緯に飛躍、思い込みがある」と言う筋書きに同調し山上さんの説明不足を非難する。
奈良地裁の裁判官と裁判員は「不遇な生い立ちと事件は無関係」「安倍氏に何の落ち度もない」と決めつけ「無期懲役」を言い渡した。
山上さんは弁護団の支えを得て「なぜ安倍氏を襲撃したか」を誠実に説明した。
統一協会が安倍氏や自民党と深い関係にあることを調べて事件を起こした。その暴力行為を糾弾するだけではなく、事件の背景も社会全体で究明しなければならない。
その上で山上さんを社会に戻したい。冤罪事件の被害者に同情しながら、逮捕された市民を犯人と決めつけている報道の矛盾を考えてほしい。
自らの身に起きたならどうかと、想像力をもってほしい。
メディアは山上さんの実名を報道するなら、彼を逮捕、起訴した捜査官など公務員も実名報道し、山上さんの実名を書く社員記者も自身の署名を記事に入れるべきだ。


【目次】

もくじ

プロローグ 安倍氏暗殺の衝撃から山上さん不当判決で高裁へ
  テニスコートで知った「安倍元首相撃たれ意識不明」の報/朝日新聞は事件の6時間後に伯父に取材し事件の全貌を掴んでいた/傍聴人との間に透明アクリル板の仕切り/山上さんが奈良地裁・不当判決に抗い控訴を決断/「山上さん」と顕名にし、統一「協会」と表記する理由/山上さんにも読んでほしい
 

第1部 安倍氏暗殺・裁判員裁判を「記者席」ですべて取材
 第1章 社会復帰を許さない悪質な奈良地裁「無期」判決
  結審後に検察証人の佐藤官房副長官に教団との関係が発覚/検察主張を丸呑みした田中裁判長の悪質判決/「生い立ちは事件と無関係」/裁判結審後に発覚した統一協会と自民党との新たな癒着関係/フリーの私に「記者席」提供は奈良地裁の"英断"/記者クラブの壁を突破した外国メディアとフリー記者の団結

 第2章 安倍氏襲撃事件の衝撃
  長い拘禁の影響が心配/「本人の言葉によって、迫力を持って伝わった」
 
第2部 山上徹也さん全公判傍聴記
 第1回公判 2025年10月28日(起訴内容・双方の冒頭陳述・検察側による書証調べ)
  「安倍政治」継承の高市自維政権下で進む審理/弁護団は奈良弁護士会が選任した国選弁護士4人/異常な裁判所の特別警備法廷態勢/初めて山上さんを見た―逮捕3年で哲学者のような風貌に/「事実です」と起訴事実認め、法律論は弁護士に一任/弁護側は武器製造などで無罪主張

 第2回公判 2025年10月29日(捜査官、佐藤啓参院議員の尋問)
  検察側証人のトップは〝目撃者〟佐藤啓官房副長官/統一協会問題、裏金疑獄は未解決

 第3回公判 2025年10月30日(山上さんを捕らえた警察官と安倍氏を司法解剖した法医学者の尋問)
  公開の法廷で実名を名乗らない検察官、警官も姓名開示せず/取り押さえた警護警官に「当たったか」と聞いた山上さん/司法解剖医が安倍氏には「潰瘍性大腸炎」の痕跡がないと断言

 第4回公判 2025年11月4日(弾丸の軌道などを捜査した警察官の証言)
  駅前工事請負の鹿島建設が防犯カメラで鮮明な動画を記録

 第5回公判 2025年11月5日(山上さん宅の捜索をした警察官の尋問)
  家宅捜索警官が「自宅はテロリストのアジト」と強調/検察が押収した手製銃を裁判員・裁判官に持たせる
 
 第6回公判 2025年11月6日(手製パイプ銃を鑑定した科捜研主任研究員の尋問)
  科捜研・主任研究員が山上さんの〝指導〟で発射再現実験/山上徹也さんはネット動画を参考に完成させる/実名報道の原則というなら警察官の顕名こそ求めるべき

 第7回公判 2025年11月13日(科捜研主任研究員・母親=1日目の尋問)
  主任検察官が安倍昭恵氏の上申書読み上げ/法廷で安倍元首相の「韓鶴子総裁に敬意」演

内容説明

高校卒業アルバムの「将来の夢」欄に、「石ころ」と書いた山上徹也さん。母親の入信・献金で家庭を破壊させた統一協会に一矢報いようと自らを礫にして行動を起こした。犯罪報道をライフワークにする著者が、奈良地裁での全公判を記者席で傍聴し報告するマス・メディアで報道されなかった山上さんと裁判の実相。

目次

プロローグ 安倍氏暗殺の衝撃から山上さん不当判決で高裁へ
第1部 安倍氏暗殺・裁判員裁判を「記者席」ですべて取材
第2部 山上徹也さん全公判傍聴記
第3部 「無期」に抗う高市政権下の控訴審と「TM文書」の衝撃
第4部 安倍元首相銃撃から裁判公判開始までの3年半
エピローグ 全公判の傍聴を終えて

著者等紹介

浅野健一[アサノケンイチ]
1948年、香川県高松市生まれ。66~67年、AFS国際奨学生として米ミズーリ州スプリングフィールド市立高校へ留学、卒業。72年、慶應義塾大学経済学部卒業、新聞新研究所終了、共同通信社に入社。ジャカルタ支局長など歴任。94年に退社。1994年から2014年まで同志社大学大学院メディア学専攻教授。2015~16年、関西大学文学部非常勤講師。2002~03年、英ウエストミンスター大学客員研究員。人権と報道・連絡会代表世話人、救援連絡センター運営委員、たんぽぽ舎アドバイザー、憲法9条―世界へ未来へ連絡会(9条連)共同代表、千葉県9条連代表。2020年4月、下咽頭がんで声帯を失い身体障がい者(3級)になるが22年からパワーポイント、AI音声、電気式人工喉頭を使って取材、講演活動を再開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まっさん

0
フリージャーナリストとして記者席を提供されたので高揚してる感じがうかがえた2026/06/10

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