目次
第1部 少年期(植民地時代の皇国少年)
第2部 青年期(民族を失った在日の苦悩)
第3部 大学時代(中国史から朝鮮史へ)
第4部 研究者として歩みだす
第5部 文化センター・アリラン創設(歴史や文化を学ぶ殿堂を)
第6部 いま思うこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
10
図書館にて。たいそうおもしろかった。読んでると姜の強気な語りに気持ちがひっぱられるのだけど、オーラルヒストリーであることを思い出して冷静に眺め直した▲姜は朝鮮半島生まれだか、1932年に2才で東京に移った。母のことばは聴いて分かるが、姜自身は日本語話者である。戦時中に渋谷区で旧制中学(多摩)に入り、戦後は新制青山高校、早稲田大学に進んだが、講義でなく社研で学んだ。姜は在日朝鮮人ではあるものの、外から見れば彼のアイデンティティの核は東京生まれ&育ちの昭和20年代大学生だと思う。ホームグラウンドがというべきか2023/10/15
young
1
この在日の方のことは存じ上げてなかったが、歴史資料館を作るなどその歴史に貢献されていたようだ。こういうオーラルヒストリーを聞くことも徐々にできなくなっている。2023/03/01
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