内容説明
モノを製造する製造業を「動脈産業」、廃棄物を処理、加工、再資源化、無害化する産業を「静脈産業」と呼ぶ。ごみ問題は衛生処理から資源循環の時代に。持続可能な社会の構築に向け、日本で中心的な役割を果たす在日企業を再評価。
目次
第1章 職を求めて
第2章 生きるために
第3章 鉄屑屋からリサイクル企業へ:経済成長とともに
第4章 グローバル化と地球環境問題:環境産業としての成長
第5章 世代交代と競争の激化:新たな連携・競争から共創へ
エピローグ:持続可能な社会を目指して
著者等紹介
劉庭秀[ユジョンス]
1967年韓国ソウル市生。1993年来日。1994年筑波大学大学院社会工学研究科博士課程入学。1999年同研究科博士課程修了。博士(都市・地域計画)。2000年東北大学大学院国際文化研究科助教授。現在、同研究科国際環境資源政策論講座教授。2019年から同研究科副研究科長(研究担当)。専門分野は環境政策学、資源循環型環境システム。一般廃棄物の適正処理とエネルギー回収、容器包装リサイクル、自動車リサイクル、小型家電リサイクル、災害廃棄物処理と再資源化、廃プラスチック問題、国際資源循環、環境(SDGs)教育など、幅広い研究・教育・社会貢献活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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