内容説明
「夜明けのあかり」というのは、暗闇の中から太陽が昇る敬虔な瞬間に、世の中を照らす光のことです。しかし、夜明けのあかりが大地を染めるためには、暗闇の中を通過しなければなりません。この本は、著者が少年時代からさまざまの苦難と戦いながら、その暗闇を通り抜けた記録であります。貧乏を師に、勤勉を資産にして希望の火種を育ててきた過程でもあります。著者の人生は、大韓民国が一九四八年建国して以来歩んできた、韓国現代史の縮小版だとも言えます。
目次
第1部 夜明けが過ぎると日が昇る(天が私にくれたプレゼント、貧乏;“希望”行きの切符;広い世の中へ)
第2部 昨日より良い今日(一番まっすぐな道が一番早い道;二〇〇万ウォンで起こした、建設神話;出発を忘れない企業人)
著者等紹介
成完鍾[ソンワンジョン]
1951年、韓国・忠清南道瑞山生まれ。20代の頃、裸一貫から身を起こし、現在、韓国の中堅建設会社・京南企業をはじめ、流通・ホテル・エネルギー会社など11社のグループを率いるオーナー会長
李鍾〓[イジョンガク]
1952年、韓国・慶尚北道大邱生まれ。元東亜日報記者、現在中央大学非常勤講師
前川惠司[マエカワケイジ]
1946年、東京生まれ。元朝日新聞ソウル特派員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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