「鋼の錬金術師」解読〈パート２〉

中央ウロボロス研究所【著】

三一書房（2005/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 251p／高さ 19cm
• 商品コード 9784380052057
• NDC分類 726.1
• Cコード C0076

内容説明

劇場版『シャンバラを征く者』を観る前、観た後に本書でチェック！ハガレンワールドに帰還できるのか？エド＆アルは、元に戻れるのか。

目次

第１章　テレビアニメ版を復習して読み解こう―謎解き（１）こまいとこツッコミ編（「大いなる術」とスカーの秘密―『賢者の石』四つの錬成シーンからわかる新事実；『賢者の石』を追い求めさせること＆『賢者の石』を危険視させること―セリフの醍醐味きわまれり！；嗚呼、等価交換の謎―「不等価交換」について）
第２章　愚者たちの『賢者の石』―謎解き（２）新発見編（『賢者の石』錬成論―実は二つある『賢者の石』の様態について；エドの征く道―錬金術の論理と新しい倫理）
第３章　コミック版ハガレンの行方―“真理”の発見そして「アルは元に戻れる」のか？（「失敗してできたもの」の謎；「真理」論―複数ある「真理」について説明しよう；いまだ残る「完全な人間」への道―お父様の計画；新しい展開と設定の妙味）
第４章　「ミュンヘン１９２１」から『シャンバラを征く者』へ―キーワードで読み解く光のホーエンハイムの征く道（トゥーレ協会―映画のための基礎知識；ハウスホーファー―ヒトラー／地政学／日本；インフレーション；チャーチル将軍―「ロンドン１９１６」から「ミュンヘン１９２１」への謎；ゴッダード、オーベルト、そしてフォン＝ブラウンなど―重要キーワード；「シャンバラを征く者」は誰か？）