オウム真理教大辞典

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  • サイズ A5判/ページ数 167p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784380032097
  • NDC分類 169.1
  • Cコード C0014

内容説明

地下鉄サリン事件、松本サリン事件、リンチ、拉致、殺害、拳銃密造、薬物…史上最大のテロ集団「オウム真理教」の事件を1090語のキーワードで振り返るとともに事件を徹底検証。

著者等紹介

西村雅史[ニシムラマサシ]
1962年生まれ。法大卒。1995年の地下鉄サリン事件に触発され、当時、「そんなところに行くのはテロを肯定したのと同じ」と言われたサティアンショップに通う「オウマー」になる。更に1996年9月に、オウマーのホームページ「真理の探究(後にVAJRAYANA真理の探究)」を作り、あえて「不謹慎」と言われるような主張を展開

宮口浩之[ミヤグチヒロユキ]
元出家信者。出家期間は1993年5月31日から2000年5月9日まで。脱会したときには、すでに「オウム真理教」ではなく「宗教団体・アレフ」になっていた。2000年の8月20日から掲示板の運営を始め、それが現在の「ニヒリストの憂鬱BBS」の原型となる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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みなみ

2
オウム本を読む時、発行年は大事だ。2003年ってまだこんなにオウムが身近だったんだな、と感慨深い。オウム報道に浮かれる”不謹慎”な世相を称して「サリン気分」、そういえばそんな雰囲気あったあった! と思わず遠い目。当時は自分のことに夢中だったのでオウム報道もよく見ていなかった。今なら逐一ウオッチするのに。真面目な?情熱とサリン気分が入り混じった何とも言えない資料集。なかなか貴重だろうと思う。巻末のオウムソング集は特に圧巻。 ♪私はあなたの秘密の秘密のダーキニー♪ ……強烈……。2015/12/07

秋津

2
題名どおりオウム真理教にかかわる事柄を辞典の形式でまとめた一冊。オウムの教義から麻原彰晃の飼い猫に至るまで説明が加えられ、巻末には「オウムソング」が掲載されています。数々の犯罪を行い、人々の記憶に強く残った組織の思考や行動についてまとめて知ることのできる資料といえます。ただ本文は縦書き、巻末の「オウムソング集」は横書きというのは少々読みづらかったです。2014/04/20

大熊真春(OKUMA Masaharu)

0
「大」辞典というのは大げさだがなかなか充実している。●「オウマー」という種類の不謹慎な感じのする「オウム真理教オタク」が作っているからあまり価値のない本かな、と思っていたが、これは「真面目に」オウム真理教に興味がある人にも必携かもしれない。(興味といっても入信したいとかいう意味ではないよ。)●内容については自分で補足や参考文献を書き込んだり訂正したりする必要はあるね。●図書館本でしたが、自腹切って買いますわ。2016/09/01

時計

0
あいうえお順で並んでいて分かりやすかった。読みごたえがある。巻末のオウム歌集はジョークかと思った。知れば知るほど受け入れがたい。2011/12/23

山田一郎

0
いわゆるオウムにまつわる単語を丁寧に拾った辞典であるが、オウム真理教にまつわる単語を紐解く中で、90年代に当たり前に使っていた言葉やあの頃の世相が垣間見れ、自分自身かなり忘れていたことを思い出した(オウムにまつわること以外も)。この本は、後のオウム研究者だけでなく90年代文化を語る上でも必需品となる本であろう。(それだけオウムはマスコミ影響力が強かったとも言えるが・・・)

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