内容説明
殿さまといえば「いい身分」の代名詞だが…幕藩制度の深刻なムジュンがよくわかる。小学上級以上。
目次
殿さま商売ってなに?
君もお殿さまになっていばってみたいか?
お殿さまはどこで生まれる?
つぎのお殿さまになれるのはだれ?
お家騒動はなぜおこる?
あとつぎの大名はどうなる?
殿さまの領地はだれのもの?
殿さまの家計ぼをのぞいてみると
戦争もないのに軍隊なぜ?
幕府の役目も金しだい
家康の血をひく殿さまがえらい!
明治維新の主役薩摩藩のうらみ?
参勤交代は大名の泣きどころ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toska
12
この巻も向中野ビジュアル。個人的にはムロタニツネ象の方が好みだが仕方ない。江戸時代の大名=殿さまたちの知られざる苦労。お家騒動、末期養子、参勤交代、借金苦にがんじがらめのしきたり。殿さまの入浴の世話をする下人は身分が低すぎ、直接言葉を交わせないから他の家臣を介さないと湯加減さえ変えられないなど愉快なエピソードが多い。巻末の資料一覧を見ると、出典はきちんとしているようだ。2025/05/09
るぅ
1
図書館で見つけた30年前発行の本。「殿様」という地位についてわかりやすく説明した小学生向きの本なんだけど、その例がことごとく忠臣蔵っていう。そういえば80年代って年末になると必ずどこかの局で忠臣蔵やってたわ。2017/08/31
吉久博文
0
殿さまは、日本に4000人位いたらしい。今で言う支店長みたいなもの。2014/02/12