内容説明
この本は、天気とはどういうもので、異常気象はなぜ起こるのか、地球温暖化の影響はあるのか、そして、わたしたちのくらしとどんな関係があるのかを、わかりやすく説明しています。理由を知っていれば、判断するための助けになり、目的があれば、やりとげるための力になります。天気のしくみを知り、地球温暖化をおさえるために、異常気象を減らすために、なにができるのか考えてみましょう。そして、自分のできることからはじめてみませんか?この本が、読者のみなさんにとって、SDGsへの取り組みのきっかけになることを願っています。
目次
暑い?寒い?
めぐる季節
地球のはじまりの天気
天気を読む
世界じゅうのいろいろな気候
いろいろな雲
水の循環
雷雨
台風、ハリケーン、サイクロン
雪〔ほか〕
著者等紹介
ラルストン,ジュディス[ラルストン,ジュディス] [Ralston,Judith]
天気予報士。イギリスの公共放送局BBCのスコットランド支局で、15年以上天気キャスターをつとめている。スコットランド・エジンバラ出身。子どものころ、家の近くの海岸に発生する「ハール(海霧)」を見て、天気が変わるときのサインが読みとれるようになる
ラルストン,フレイザー[ラルストン,フレイザー] [Ralston,Fraser]
英国王立気象学会の公認気象学者。南極大陸で天気予測の調査をしたこともある。スコットランド・グラスゴー出身。子どものころ、歴史的な猛暑や極寒、大雪、暴風を体験したことから、天気に関心を持ち、気象学者の道を進む
片神貴子[カタガミタカコ]
奈良女子大学理学部物理学科卒業。科学読物研究会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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