内容説明
わたしたち人間は毎日、何らかのゴミを生み出しています。生ゴミから、排気ガス、古くなった電子機器まで、こういう廃棄物はどこへ行き、地球にどんな影響をあたえているでしょう?そして、環境問題を解決するにはどうしたらいいでしょうか。この本には、地球をいまより住みやすくするためにわたしたちに何ができるかについて、おもしろいアイディアがたくさんつまっています。小さな努力、小さな一歩が、世界を変える大きな力になるのです。
目次
ゴミの問題
公害
大気汚染
地球の資源
地球温暖化
森林破壊
自然保護
再生可能エネルギー
省エネ住宅
家庭から出るゴミ〔ほか〕
著者等紹介
フレンチ,ジェス[フレンチ,ジェス] [French,Jess]
イギリスの獣医師、動物学者、作家。テレビの子ども向け自然番組の司会をつとめ、自然に関する著作も多い。熱心な自然保護活動家で、地球の環境を守る活動に熱心に取り組んでいる
大塚道子[オオツカミチコ]
東京生まれ。青山学院大学理工学部卒業。上智大学大学院修士課程修了。大正大学非常勤講師。やまねこ翻訳クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(*'ω' *)@k_s
61
県立図書~子どもが借りたものを、コソッと共読(笑)SDGsの17の目標のうち環境問題をテーマにわかりやすく解説されています~『人類はいま、かつてないほど大量のゴミを出し、地球をくるしめています』~自然環境に人間が及ぼした影響と課題、それに対して自分達ができることを教えてくれます。プラスチックの章やフードロスの章など、知っていたと思っていても、やっぱり新しい気付きがありました。そういう意味でも関連本を繰り返し読むことには意義がありそう(*´艸`)2021/03/04
いっこ
6
近年の環境問題が、SDGsの視点からたくさん取り上げられている。食品廃棄、プラごみ、ファッションと環境問題など、イラストや写真で、子どもたちの興味をひくように解説されていた。日本では「一日1億個のおにぎりが捨てられている」というのを、イギリスでは「1日2400万枚の食パンが捨てられている」というなど、国による違いを見つけるのも面白い。2020/08/09
まる
5
目で見る、とあるとおり 視覚に訴えるパワフルな本でインパクトがある。 とにかく印象に残るので、環境問題について考えさせたい、というきっかけにはぴったりかも。2022/02/08
綿帽子
4
プラゴミ問題は最近よく聞くし、レジ袋有料化も話題になっていたので、よりその事について多方面から知ることが出来て面白かった。日本はプラスチックやリサイクルへの意識が遅れているとよく聞くし確かにそうだけど、日本のペットボトルは無色しか作ってないのでリサイクルしやすい等、意外な面を知ることが出来たのは地味に収穫。ダメな面ばかり見ないで、出来ているからもっと頑張ろう!って思えるのも大事だなーとほんのりと実感。サステナブルな行動は様々あり出来る事は見つけられる。それぞれが出来ることから始めていけば良いのだなと思えた2020/07/21
Incisor
4
今、世界がかかえている環境問題を、具体的に知ることができた。本書のまさに「目で見る」ことと、わかりやすい文章が、地球のおかれている環境の過去、現在をつぶさに伝えてくれる。だからこそ、地球の未来にむけて自分は何ができるのかを考えて、取り組むきっかけがたくさん見つけられた。巻末の用語解説も、よく目にするだけでいたことに気づいて、じっくり読んだ。2020/07/09