内容説明
貝は集めるだけでもたのしいものですが、くわしく観察したり、調査したりすると、貝への興味は、いちだんと深まります。本書には、実際に海岸へ貝を拾いに行ったとき、何に注意し、どのように調査したらよいのか、そして、それによって何がわかるのかが、わかりやすく書かれています。小学中級から。
目次
1 理科部の活動
2 野外観察会
3 江戸川でとれた貝
4 稲毛の人工海浜
5 富津・磯根岬へ
6 館山へ遠足に行く
7 レポートの作成
著者等紹介
馬場勝良[ババカツヨシ]
1945年生まれ。東京学芸大学大学院修了。慶応義塾幼稚舎教諭
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感想・レビュー
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はむちゃん
8
貝にもいろいろな種類があることを知りました。今度海に行ったら見てみようと思いました。2015/06/28
itokake
6
5年生のたかし君が理科部に入った、というストーリー仕立てで貝の観察などを学ぶ。海の生き物が好きな人にはおすすめの本。理科部の初日の活動は、魚の耳石探し。イシモチという魚は、目立つ大きな耳石があるので、この名前が付いた。イルカの耳骨は有名だけど、魚の耳石か。そんなのがあるなんて、知らなかった。他にも干潟でアナジャコ釣りや、1メートル四方の枠内の貝を拾って、海岸ごとに比べる調査など、楽しそう。いいなー、理科部。私も大人だけど入りたくなった。2021/12/21