内容説明
「人を通して本を知る・本を通して人を知る」書評ゲーム、ビブリオバトルの学校実践がマンガに。学校・図書館でのビブリオバトルを成功させるための情報が満載。
目次
マンガ ビブリオバトルに挑戦!(トクヒロ先生登場;とりあえず、やってみる!;くり返してこそのビブリオバトル;誰がためのビブリオバトル?;教育現場の迷走;ビブリオバトルをしよう!;ビブリオバトルが広げる輪)
ビブリオバトル基礎知識とQ&A
著者等紹介
谷口忠大[タニグチタダヒロ]
1978年、京都府京都市生まれ。京都大学大学院工学研究科精密工学専攻博士課程修了。立命館大学情報理工学部知能情報学科准教授。ビブリオバトル発案者。ビブリオバトル普及委員会理事
沢音千尋[サワネチヒロ]
マンガ家、イラストレーター。有吉望名義での挿絵ほか、少女児童向けに幅広く活動中
粕谷亮美[カスヤリョウミ]
サンタポスト主宰。ビブリオバトル普及委員。ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
40
★★★★★自分の好きな本を紹介しあうゲーム「ビブリオバトル」をすると、参加者で本の内容を共有できて情報量が増え、スピーチ能力が向上し、よい本を見つける能力があがるうえ読書量が増え、参加者同士仲良くなれるという。正しい(みんなが楽しめる)方法でやれば、良いことづくめではないか??? ぜひぜひ、教育現場でも取り入れてほしいと思った。マンガで読みやすいので、これを読んだ子供たちが自発的にやりたくなるとさらによさそう。一般にももっと普及すると嬉しい。2016/07/11
ひめありす@灯れ松明の火
39
バトルというとなんかけったいな印象を受けてしまうけれど、お披露目会と思えばいいのか。実際に行うときのルールも慌てセ紹介し、主人公たちと一緒に少しずつ学ぶ形式で進んでいきます。飛び道具は禁止なのか……。紙芝居とか使って紹介するの楽しいと思うんだけど。子供の感性馬鹿にしてると後で痛い目を見るぞとかこの校長先生すきとかそんな事考えつつ読みました。全体的には学習漫画をちょっと砕けた形にしたくらい。小学○年生とかに載っていそうです。そこでBL女子な先生とか出てきて思わず苦笑いしました。なんでこんな設定つけたんだろう2017/06/21
ムーミン
28
確かにわかりやすい。なんとか学校の中にとりいれたいなあ。2019/02/13
緋莢
16
中学校2年生のアカネ、ケンジ、アイリは「どんな本でもいいが5冊」という春休みの感想文の宿題に頭を悩ませていた。そんな時、トクヒロと名乗る 青年から「ビブリオバトル」をやってみない?と提案される。ルールを知ったアカネたちは、手軽に感想を聞けると、ビブリオバトルを行う事になるが・・・2017/01/02
ほんわか・かめ
15
ビブリオバトル楽しいよー!っていう感じの本ではありません。意義を知って実施することの大切さを説いてある本です。ちゃんとルールに則って楽しむ。教育現場で行うときはもっと注意が必要。ルールを改変しない、教員が口を出しすぎない。そこを守ってこその楽しいビブリオバトル。バトルの楽しさを知ってもらうには参加するに限るのだけど、まずは教員同士でやって見せるのも◎ 原稿を読まなないこと、その場で伝えたい気持ちが溢れてくるライブ感が大事。本を通して人を知れるのがビブリオバトル。やってみるとホントに楽しいよね〜😁2023/07/01
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- 和書
- 透き通った風が吹いて