出版社内容情報
「とりあえず、さけぼうか。あたしの本当の名前」
海とキャベツの町、千葉県銚子市にくらす中学一年生の明音(みおん)は、両親の離婚によって名字が変わったばかり。入学した杜中(モリチュー)では“さんづけ”運動がはじまり、新しい名字が強調されることに。もう最悪だ。
そんなとき、SNSで、地元中学生限定のスレッド【自分の名前がきらいなやつ集まれ #マイネーム 】に出会う。スレッド主のビオが、“さんづけ”運動に反対して、自分の呼ばれたい名前の名札をつけようと呼びかけると、名前にそれぞれの不満を抱える明音たち一年生は熱狂した。そして、「杜中名札事件」がぼっ発する。
仲たがい、裏切り、大人たちの反撃………事件は思いもよらぬ展開へ。
はたして、明音たちの心のさけびは届くのか―――。
内容説明
両親の離婚によって名字が変わったばかりの明音。新入学した杜中では“さんづけ”運動がはじまり、新しい名字が強調されることに。最悪だ。そんなとき、SNSで地元中学生限定のスレッド“自分の名前がきらいなやつ集まれ #マイネーム”に出会う。スレッド主のビオが、“さんづけ”運動に反対して、自分の呼ばれたい名前の名札をつけようと呼びかけると、名前にそれぞれの不満を抱える明音たち一年生は熱狂した。そして、「杜中名札事件」がぼっ発する。仲たがい、裏切り、大人たちの反撃…事件は思いもよらぬ展開へ。はたして、明音たちの心のさけびは届くのか―。
著者等紹介
黒川裕子[クロカワユウコ]
大阪府生まれ。京都外国語大学学士、エディンバラ大学修士。2017年に第58回講談社児童文学新人賞佳作入選、『奏のフォルテ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
☆よいこ
horihori【レビューがたまって追っつかない】
白雪ちょこ
かな