内容説明
生まれてすぐに海へ流された少女、クロウ。流れついた小さな島で、オッシュという男に育てられる。島の住民たちはクロウにふれようとしない。クロウがペニキース島から来たのではないかと疑っているのだ。ペニキース島―かつてハンセン病患者の療養所があった島。十二歳のある晩、クロウは海の向こうにあるペニキース島で燃える火を見つける。そのとき、クロウの世界が動いた。母親から残された謎の手紙とルビーの指輪の意味は。両親は、兄は、そして自分はだれなのか、手がかりをもとめて、クロウは海を越える。ついに、クロウがたどりついた真実とは―2018年スコット・オデール賞受賞作。
著者等紹介
ウォーク,ローレン[ウォーク,ローレン] [Wolk,Lauren]
アメリカ、メリーランド州出身。大学を卒業後、ネイティブ・アメリカンに関する本の執筆や、英語教師、教育関係の編集を経て、2007年より、ケープコッド文化センターのアソシエイト・ディレクター。詩人、視覚芸術家、作家。はじめて書いた児童書『その年、わたしは嘘をおぼえた(原題:Wolf Hollow)』(さ・え・ら書房)がニューベリー賞オナーブックに選ばれる。自然を愛し、各地のトークイベントなどに積極的に参加している。現在はマサチューセッツ州ケープコードで家族とくらす
中井はるの[ナカイハルノ] 
東京都出身。絵本作家アシスタント、絵本教室の事務局などを経て、翻訳の傍らで児童書、国内外の子どもの書店、図書館を研究している
中井川玲子[ナカイガワレイコ] 
東京都出身。カリフォルニアでの子育てを通じて児童書にほれこみ、児童書翻訳の道へ。香港の児童書出版社の翻訳出版を手伝いながら広東語を勉強中。やまねこ翻訳クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
☆よいこ
星落秋風五丈原
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
マツユキ


              
              

