この海を越えれば、わたしは

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784378015279
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

生まれてすぐに海へ流された少女、クロウ。流れついた小さな島で、オッシュという男に育てられる。島の住民たちはクロウにふれようとしない。クロウがペニキース島から来たのではないかと疑っているのだ。ペニキース島―かつてハンセン病患者の療養所があった島。十二歳のある晩、クロウは海の向こうにあるペニキース島で燃える火を見つける。そのとき、クロウの世界が動いた。母親から残された謎の手紙とルビーの指輪の意味は。両親は、兄は、そして自分はだれなのか、手がかりをもとめて、クロウは海を越える。ついに、クロウがたどりついた真実とは―2018年スコット・オデール賞受賞作。

著者等紹介

ウォーク,ローレン[ウォーク,ローレン] [Wolk,Lauren]
アメリカ、メリーランド州出身。大学を卒業後、ネイティブ・アメリカンに関する本の執筆や、英語教師、教育関係の編集を経て、2007年より、ケープコッド文化センターのアソシエイト・ディレクター。詩人、視覚芸術家、作家。はじめて書いた児童書『その年、わたしは嘘をおぼえた(原題:Wolf Hollow)』(さ・え・ら書房)がニューベリー賞オナーブックに選ばれる。自然を愛し、各地のトークイベントなどに積極的に参加している。現在はマサチューセッツ州ケープコードで家族とくらす

中井はるの[ナカイハルノ]
東京都出身。絵本作家アシスタント、絵本教室の事務局などを経て、翻訳の傍らで児童書、国内外の子どもの書店、図書館を研究している

中井川玲子[ナカイガワレイコ]
東京都出身。カリフォルニアでの子育てを通じて児童書にほれこみ、児童書翻訳の道へ。香港の児童書出版社の翻訳出版を手伝いながら広東語を勉強中。やまねこ翻訳クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

123
生まれてすぐ海に流された少女が自身の出自を探る物語。舞台は1925年、背景には子供や医療人にまでのしかかる根深いハンセン病差別。親が患者だろうが躊躇せずアイデンティティを求めるクロウの願いは切実だ。先走る彼女を諭しつつ付き合う二人の大人もミステリアスで魅力的。悪役の造形が余りに愚劣過ぎて深みや緊張感が前作に及ばないが、自然に根ざした質素な生活の臨場感なども著者ならでは。「幸せとは、自分たちが望む場所にいて、自分たちが望むような生き方をすることだ」—本物の宝物と望みを知っている人はそれだけ勇敢で強くなれる。2021/11/24

☆よいこ

62
YA。生まれてすぐに海に流された少女クロウ。小さな島で孤独に暮らす画家オッシュに育てられた。かつてハンセン病隔離病院があったペニキース島からやってきた赤ん坊ではないかと疑われているクロウは、ハンセン病への偏見から町の誰からも避けられていた。それでも父親代わりのオッシュと先生代わりのミス・マギーに守られ12歳の元気な少女に育った。誰もいないはずのペニキース島で火が燃えているのを見たクロウは自分の出生の秘密を知りたいと思う。隠された財宝をめぐって悪人が現れる。▽とても面白かった。2020/02/27

星落秋風五丈原

28
逞しいヒロインと彼女を助けるオトナの男女。オッシュの過去に何があったか気になる。2020/08/14

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

19
舞台は1925年、アメリカマサチューセッツ州ウッズホール沖エリザベス諸島。カティハンク島の脇の小島に流れ着いた小舟に生後間もない赤ん坊が毛布にくるまれて乗っていた。オッシュが拾いクロウと名づけ育てるのだが、島の人々はクロウを避ける。それがなぜなのか…。ある晩、近くのペニキース島で火が燃えるのを見る。そこは少し前までハンセン病患者の隔離病棟があったが、廃止されて誰も行くことのない島。クロウは自身を知るために、島に渡る。その一方、島に患者の残した遺品(宝物)があると知った男が掘りに来ていた! 2020/03/25

マツユキ

18
『その年、わたしは嘘をおぼえた』が面白かったので、こちらも 主人公は十二才の少女クロウ。生まれてすぐ、小舟で海に流された、オッシュが一人で暮らす島に流れ着いた。それ以来、ミス・マギーの力を借りながら、二人で暮らしている。クロウはやがて自分がどこから来たのか、知りたがるが…。 少女の物語であると同時に、ハンセン病患者の療養所があった島の物語。気まぐれで、残酷な世の中ですが、少女を思う人々が気高く、少女自身も賢く、心配かけながらも、頑張ったな。自分もしっかり生きていきたいです。2020/08/13

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