内容説明
再生可能エネルギーである「中小の水力」、「バイオマス」、「海洋エネルギー」は、いずれも、一カ所では、それほど大きくはないが、多くの場所に存在する。身近にありながら、あまりつかわれていない、このような小さなエネルギーを、遠くへ運ぶのではなく、その場所で利用することと、効率よく使うこと=「省エネ」は、エネルギーが貴重な今、ますます重要になっている。
目次
第1章 中小水力(水はどこから?;水力発電のしくみ;中小水力発電の復活;まだある水エネルギー;川がなくての水力発電;小さな電力の活躍)
第2章 バイオマス(どんなものがある?;ゴミも資源!;利用していない資源;もったいない;木質系バイオマスで;ガスをつくる;バイオマスで発電;バイオマス燃料;バイオマスの特徴)
第3章 海洋(海を発電所に?;波のエネルギー;波の力を電気に;潮汐・潮流発電;海流発電;海洋温度差発電;海洋エネルギーの未来)
第4章 水素と燃料電池(水素ってどんなエネルギー;燃料電池)
第5章 省エネルギー(省エネルギーにむけて;未来につなげる)
著者等紹介
岡田久典[オカダヒサノリ]
早稲田大学環境総合研究センター主任研究員、総務省緑の分権改革会議第四分科会(エネルギー)委員、(独)科学技術振興機構社会技術研究開発センター環境・エネルギー領域チーフアドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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