内容説明
いらなくなったものを、もういちど、資源にもどして使うのがリサイクル。いらなくなったものを、そのままの形で、新たな「価値」のあるものにつくりかえる―それが「アップサイクル」です。自由で、楽しい、もうひとつのリサイクルの形なのです。この巻では、アップサイクルとはどういうものなのか、実際の作品や、とりくんでいる人たちを紹介しながら、わかりやすく説明します。
目次
アップサイクルってなあに?(アップサイクルとリサイクルのちがい;むかしからあったアップサイクル;アップサイクルでSDGsを)
アップサイクルへのとりくみ(タイヤチューブがバッグやペンケースに!;自動車のエアバッグが小物入れに!;いらなくなった学校の用具が家具に!;消防ホースを新しいバッグやさいふに!;空きかんのプルタブがバッグやアクセサリーに!;ねむっていた洋服を新しいファッションアイテムに!)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Comit
40
市立図書~要らなくなったものを、“そのまま”の形で、新たな「価値」あるものに作り変えるアップサイクルを知ることができる児童書。タイヤチューブ、消防用ホース、自動車エアバッグに、空き缶プルタブと、なかなか興味深い✨コラムでは、それぞれのアップサイクルを手掛けた方へインタビュー形式で、アップサイクルの経緯や、これからチャレンジしたいこと、子供たちへ伝えたいことなどが掲載されており、考えさせられました。子どもが借りてきた本を、自分も借り読み(笑)2022/05/18
遠い日
5
「知ってる?アップサイクル もうひとつのリサイクル」シリーズ1。アップサイクルという聞きなれないことばに、興味を持つ。リサイクルは不要なものをもう一度資源に戻して使うこと。対して、アップサイクルは、不要になったものをそのままの形で新たな価値のあるものに作り変えること。不用品を利用して、工夫して、例えばバッグ、財布、ポーチ、洋服などに作り変えること。お金になるには、たくさんの商品として作られねばならないが、発想し、作るのは楽しそうだ。わたしは、プルタブで作ったバッグに俄然惹かれました。2020/06/17
ris3901
4
某先生おすすめ。アップサイクルとは何かと思いましたが、通常の再利用リサイクルと異なり、不要なものに付加価値をつけ作り替えること。様々な企業の取り組みが載っていました。消防ホースを使ったバッグ、可愛い。プルタブを集めたバッグもびっくりしました、ひっかからないかしら? SDGsをよく耳にするようになった昨今、アップサイクルという言葉も普及してくるかな?2021/01/29




