出版社内容情報
あいうえお五十音を各行にはめ込んだ、楽しい詩の絵本。いろいろな動物にちなんで、イメージを楽しみながら、あいうえおを印象深くおぼえることができます。声に出して読むと、いっそうリズミカルに楽しめます。
小学初級
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
55
言葉遊びの絵本。あさ いすの うえで えらそうに おっとせい のように、あいうえお、かきくけこそれぞれを頭文字に文を組み立て、独特の世界を作り上げる。さすがは谷川俊太郎氏、素敵だ。その世界を絵に表わす白根美代子さんのセンスも素敵。「ばかで びじんの ぶた べそかいて ぼんやり」 (^^; 2016/09/09
へくとぱすかる
47
50音の各行が横にならんでいる、いわゆる「縦読み」もとい「横読み」かな? アクロスティックとして谷川さんには他にも作品がありそう。内容のおもしろさ、思いがけない点では、さすがに谷川さんでなければ思いつかないナンセンスだろう。アクロスティックだからこそ生まれたシュールさなのかもしない。「ん」とかはどうするのかな、と思っていたら、そこはしっかり、変則ながらうまいこと作っている。詩だからこそできたんだと思う。1978年に出た本だけど、今でもそのまま新刊として書店で買えるらしい。ロングセラーには理由があるわけだ。2022/05/18
かおりんご
19
絵本。「あいうえお」作文。面白い。2014/01/20
いろ
13
TVで谷川さん名字の読みが話題になったのを観たばかりなのに,絵本でうっかり"たにがわ"と読んでしまった瞬間,7歳男児に「"たにかわ"だよ。」と指摘された母(私)^^; 谷川俊太郎さんの作品は「学校の音読でよく出て来る」と息子には馴染み深いらしい。シリーズ「谷川作品だけ全部読みたい。」と。好きなんだ~…と感心したが,その後再読なしで返却^^; 頭に「あいうえお」…をそれぞれつけた5行詩で動物を詠う絵本。とても自然。だけど斬新で楽しい。白根美代子さん絵もユルくて優しいのがいい。息子は猿が縞に塗ってる絵が好き。2015/07/31
ヒラP@ehon.gohon
12
【再読】なるほどの言葉あそびです。 子どもたちと遊ぶには、ちょっと難しそうですが。2020/03/09