内容説明
個人主義の伝統をもつフランスでは、どんな子育て体験をしているのか。夫婦二人のパートナー時代に、「男女雇用機会均等法」社会での子育て生活は、どんな工夫が必要だろうか。育児と教育にあたって、不安や自信喪失に悩む子育てカップルに、豊富な事例を駆使しておくる、温かく、真摯なメッセージ。
目次
プロローグ 二人で子育て
1 昔の親と今の親―子育てについての新しい見方
2 子どもが育つプロセス―子どもの心理的発達と教育
3 子どもの目に映る親の姿―欠けているもの補うもの
4 生まれ方と育ち方―状況の変化と微妙な差異
5 子育てと親の成長―親業とは
エピローグ 社会のなかで育てる