内容説明
バッハをはじめ数々の音楽家と、パイプ・オルガンの名匠ジルバーマンを生んだ東ドイツの音楽風土の魅力。DDRの音楽祭や音楽博物館、コンクールなども紹介する。
目次
1 オルガン音楽の土壌と魅力(啓示を受けたJ.S.バッハ;「クリスチャン」とマルクス主義;オルガン作りの職人シルバーマン ほか)
2 DDR演奏旅行での出会い(現代音楽とシャウシュピール・ハウス;世界で初のラジオ放送、ベルリン放送交響楽団;草の根合唱団から生まれたベルリン声楽アカデミー;意欲に燃えるベルリン交響楽団;復活祭のライプツィヒ ほか)
3 暮らしのなかの音楽(ぜいたくな幼児のしつけ;“花嫁の看板”ではない音楽教育;空気のようなラジオ放送 ほか)
4 音楽の文化遺産―DDRミュージック・ガイド(音楽を楽しみたい人のために;音楽を学ぶ人のために)