感想・レビュー
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印度 洋一郎
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日本や中国でも特派員経験のあるソ連の著名なジャーリストの著者が、プラウダ紙上に書いたコラムをまとめたもの。ソ連末期のプラウダ紙面の雰囲気を感じられるのが貴重か。文体はおだやかだが、論調は「アメリカの覇権主義、ソ連への敵視政策への懸念」が随所に滲み、特にアメリカの海軍力を何度も軍縮交渉の遡上に乗せることを主張しており、その圧倒的な戦力に脅威を感じている事が伺える。そして、日本(海部政権が対象)に対しては、「いつまでもアメリカの弟分でいいのか?」と暗に促している。要するに、ソ連の子分になれって事でしょ、と。2025/07/24