対米経済交渉―摩擦の実像

対米経済交渉―摩擦の実像

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784377309133
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0333

内容説明

相互バッシング時代への危機に、日本はいかに対応すべきか。建設市場参入、牛肉・かんきつ、電気通信摩擦、スーパー301条そして構造協議―。増大する貿易不均衡と深まる相互不信を背景に展開されてきた、日米経済交渉の当事者が明かす摩擦の実像。

目次

1 危機に立つ日米関係―摩擦と交渉の時代
2 個別案件交渉の実像―88年秋まで
3 個別案件交渉から構造協議へ―89年春以降
4 日米構造協議―歴史的交渉の全容
5 日米の論理と交渉スタイル―交渉のテーブルで考えたこと
6 日米関係の新時代―経済外交の進路

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tacacuro

1
日米経済交渉の当事者が明かす1980年代~90年にかけての貿易摩擦の実像。例えば、「戦後の日米関係において、安保条約改定、沖縄返還と比肩しうるほどの歴史的事件であったと思われる」日米構造協議。当時の日米貿易不均衡を背景に、米国議会を中心に台頭する対日強硬論をいなすために日米の行政府が知恵を絞って発足させ、日本国内の消費者利益を前面に出すととともに米国に「モノ申す」協議であった点で画期的であったという。なお、新刊書は手に入らなかった。2017/02/20

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