内容説明
貧しい生まれのフィリピン政治家として、賄賂や役得を権力の証しと考えて、私腹をこやしたマルコス。著者は、怒りに燃える検察官さながらに、あらゆる腐敗の噂を徹底的に追求する。野心家のマルコスと、欲望の虜となったイメルダの、一族が織りなす栄光と転落のドラマ。
目次
心の病い―プロローグ(王朝の地下水脈;富と権力の源)
1 フェルディナンドとイメルダ―宴の前(卑劣な殺人;タクロバンの薔薇;抗日戦のヒーロー;山下将軍の金塊―隠匿)
2 近代化の旗手―夢と欲望(不自然な行動;マラカニアンのカウボーイ;目先の利益;隠された議題;気前のよいレディー)



