内容説明
中国革命とともに。文革で非業の死を遂げた国防相が、赤貧の日々から問題の廬山会議での悲劇までを、自ら書いた歴史記録！
感想・レビュー
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紙狸
16
1986年の増補版。彭徳懐は1898年（戊戌の変法の年） に生まれた中国共産党の幹部。自らの経歴について書いた文書がメーンで、鄧小平の「追悼の言葉」など資料を収める。彭徳懐といえば、朝鮮戦争時に「中国人民志願軍」を率いて戦ったことで知られる。1959年、増産運動「大躍進」の修正を求めて、毛沢東に直訴したところ、怒りを買い、要職から解任された。文化大革命で迫害され74年、死去。読後の感想。毛沢東は59年にはすでに、誰の批判にも耳を傾けなくなっていた。2023/08/11
