内容説明
21年に及んだ長期軍政から民政に移行し、独自の再建策をもって甦えろうとするブラジル―本書は、国際経済不安の震源である重債務国の再離陸を視座に、歴史的分水嶺を迎えたブラジルの基本構造の転換を、具体的データで鋭くとらえた最新ポリティカル・エコノミーである。
目次
ブラジルの新しい挑戦―プロローグ
1 長期軍政の構図―その権力構造
2 政治自由化の力学―崩れる強権
3 文民政権の誕生―試練の幕開け
4 経済再建のシナリオ―大胆な試み
5 「ブラジル株式会社」の変容―産業の主役たち
日伯関係の新たな視座―エピローグ
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