内容説明
日頃から医師と上手に付き合っていれば、いざというときには心強い味方になるが、利用の仕方を間違えると、病気を長引かせるだけではなく、ときには命を危険にさらし、寿命を縮めることにもつながる。「家庭医」というプライマリ・ケア領域で専門トレーニングを受けた医師が明かす、あなたと家族の命の守り方とは。
目次
第1章 かかりつけ医がいるか否かが、あなたの寿命に影響する(かかりつけのお医者さんを持つ人は長生きか;長く通っているから「かかりつけのお医者さん」とは限らない ほか)
第2章 初診で病気の真因をつきとめることは、ほぼ不可能(緊急搬送時、搬送先がないという現実;本当に治療を必要とする患者さんが治療を受けられない ほか)
第3章 かかりつけ医は「健康コンサルタント」として利用する(家庭環境、生活習慣から俯瞰して診断してもらえる;子供の長引く咳…原因はお父さんにあった ほか)
第4章 あなたに合った、かかりつけ医の見つけ方(自宅の近くにあり、通いやすい家庭医かどうか;患者さんの話をしっかり聞き入れ、気軽に相談できるかどうか ほか)
著者等紹介
大橋博樹[オオハシヒロキ]
多摩ファミリークリニック院長、日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医、日本プライマリ・ケア連合学会理事、聖マリアンナ医科大学非常勤講師。獨協医科大学卒業後、武蔵野赤十字病院にて臨床研修修了。聖マリアンナ医科大学病院総合診療内科・救命救急センター、筑波大学附属病院総合診療科、亀田総合病院家庭医診療科勤務の後、川崎市立多摩病院開院準備に参画し、総合診療科医長として従事する。日本ではまだ数少ない家庭医療のトレーニングを受けた「家庭医療専門医(家庭医)」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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