内容説明
原発停止で深刻な電力不足に陥った日本では、官民挙げての節電が行われている。しかし、その多くは、社会や経済活動の委縮というネガティブな結束をもたらしている。暗闇からの脱出に必要なのは、正しい知識で“真”の節電に取り組むこと。東京大学で巨額の電力削減を成功させた著者が、いま、日本の未来を照らし出す。
目次
第1章 東京で一番電力を消費する“東京大学”を襲った3・11大震災(30%節電はスタートする前から勝負がついていた;次世代インターネットが電気代削減のカギ ほか)
第2章 電力危機から30%節電成功への大逆転(東日本大震災の発生2日後に設置された災害対策本部;節電成功を支えたもう1つの原動力 ほか)
第3章 30%節電の秘策は「見せる化」にあった(節電の最重要ポイントは、ピーク時の電力カット;「見える化」より「見せる化」 ほか)
第4章 東大流節電のその先へ(事業部が節電の主役になり、さらに高収益体制をつくる;節電で発生した利益は、新しい投資に役立てる ほか)
著者等紹介
江崎浩[エサキヒロシ]
東京大学大学院情報理工学系研究科教授。九州大学工学部電子工学科修士課程修了。株式会社東芝、米国ニュージャージ州ベルコア社、コロンビア大学客員研究員、東京大学大型計算機センター助教授、東京大学情報理工学系研究科助教授などを経て、現職。米国元副大統領・ノーベル平和賞受賞者アル・ゴア氏「情報スーパーハイウェイ構想」立案に大きな貢献をしたAURORA Projectに参加。インターネットIPv6の世界的権威でもあり、節電の観点からスマート社会を創造・実践する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gurrengurren
ほーくえーす
まるやまサン
かんなか
Hiro
-
- 和書
- 塩麹のおかず甘麹のおやつ