内容説明
2兆円を超えるとも言われた巨大マーケット、過払い金バブルが崩壊。死活問題に陥った金儲け弁護士は今、自己破産に新たな金脈を見出している。自己破産とは、単に借金を免責するものではなく、債務者の人生の崩壊を招きかねないとの警鐘を鳴らす著者。自己破産せずに、人生を再出発するための債務整理とは何か。
目次
第1章 多重債務者を喰う金儲け弁護士たちの実態(借金苦で自殺する人が増えている;なぜ借金を返せなくなってしまうのか ほか)
第2章 私が自己破産を勧めない理由(自己破産が急増した理由とは;なぜ弁護士は自己破産を勧めるのか ほか)
第3章 多重債務者を生かすも殺すも弁護士次第(借金は日常生活のなかにあふれている;借金の原因を問うことに意味はない ほか)
第4章 人生を再出発するための債務整理(命より重い借金などない;不明瞭な弁護士報酬を一本化 ほか)
終章 債務整理の原点(貧富の差がもたらすもの;人生は再スタートできる ほか)
著者等紹介
白川勝彦[シラカワカツヒコ]
弁護士、白川勝彦法律事務所所長。昭和20年新潟県十日町市生まれ。昭和43年司法試験合格。昭和44年東京大学法学部卒業。昭和47年司法修習終了・弁護士登録。昭和50年白川勝彦政治法律事務所を開設。昭和54年衆議院選挙に初当選(以後当選6回)。国土政務次官・郵政政務次官・衆議院商工常任委員長、自民党総務局長などを歴任。平成8年自治大臣および国務大臣国家公安委員長に就任。平成20年東京・新橋に白川勝彦法律事務所を新しくオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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akasi
Kento Tanaka
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