内容説明
東日本大震災以降、「住まい」の安全性を求める声が急増している。その多くが耐震構造を重視しているが、どれほど頑丈な家でも、支える「地盤」が軟弱であれば、簡単に崩壊してしまうのだ。「安全な家」は、「安全な地盤」の上にのみつくられる。これまで注目されなかった地盤を知り、あなたの大切な家族、資産を守る方法論を伝授する。
目次
第1章 日本の地盤は安全か?(東日本大震災で浮き彫りになった地盤の存在;地球を覆うプレートは、絶えず動いている;地盤のうねりが津波を起こした ほか)
第2章 どうしたら安全な地盤の上に住めるのか?(あなたの資産は地盤改良が守る;自宅にいても地盤チェックはできる;インテリアと同じように地盤を考える ほか)
第3章 法律には“地盤”という言葉が出てこない?(地盤の素人が土地を取引している;地盤が注目された造成地をめぐる裁判;地盤の事故は高くつく ほか)
著者等紹介
前俊守[マエトシモリ]
1967年奈良県生まれ。サムシングホールディングス株式会社代表取締役社長。2000年に施行された住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)、2007年に建築基準法等の改正、2009年に施行された住宅瑕疵担保履行法をはじめ、次々と制定される業界の新法や法改正にいち早く対応。地盤調査において、業界にさきがけてGPSやインターネットなどITを活用した技術を確立。地盤の品質、透明性、生産性向上に貢献するシステムは他者にはない高い信頼性を持ち、個人住宅や小型商業施設および賃貸用低層住宅などの実績を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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