内容説明
「手術のみ」に比べ再発率が18%低下、治療実績3000例以上。免疫細胞療法の第一人者元国立がんセンター研究所室長が語る副作用が少ない治療法のすべて。
目次
第1章 「手術成功」だけで安心していないか?(がんの「三大療法」と再発予防;手術の成功=がんの完治ではない ほか)
第2章 がんの再発を防ぐには?(がんは「浸潤」し、「転移、再発」する腫瘍;多中心性がんと多重がん ほか)
第3章 がん再発予防最前線(抗がん剤;分子標的薬 ほか)
第4章 がん再発を防ぐ活性化自己リンパ球療法(免疫とは何か;獲得免疫の主役はT細胞 ほか)
第5章 活性化自己リンパ球療法はこんなにも効果をあげた!(乳がん―再発リスクの高いステージ3bで、5年間再発せず元気に過ごしています;肺がん―PET検査で写っていたがん細胞の影が、1年後には消えていました ほか)
著者等紹介
関根暉彬[セキネテルアキ]
医学博士。株式会社リンフォテック代表取締役社長。1939年群馬県生まれ。秋田大学卒業後、北里研究所を経て、1967年国立がんセンター研究所へ。1986年共通実験室室長。1999年に退職。株式会社リンフォテックを設立し、現職に。東京女子医科大学、日本大学医学部客員教授。東京医科歯科大学非常勤講師。術後肝臓がんに対する活性化自己リンパ球療法の再発予防効果を世界で初めて明らかにし、その内容が英国の医学誌『Lancet』に掲載された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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