内容説明
もはやあらゆる電化製品に欠かせない「半導体」。その製造工程を陰から支える世界トップレベルの技術開発型企業、日本マイクロニクス。ガレージカンパニーからスタートしてＪＡＳＤＡＱ上場。知られざる精鋭集団に学ぶ、ものづくりの心構え。
目次
序章 「原理・原則」「観・感・勘」のルーツ（日常生活と切っても切れないエレクトロニクス製品；半導体なくして自動車の発展はあり得なかった ほか）
第１章 観―事象を情報へと変換する「観察力」（１００万円の「現金」と１００万円の「材料」、どっちに価値があるか？；エレクトロニクスは進化していない ほか）
第２章 感―情報を興味へと転換する「感動力」（興味がなければ続きはない；学問は続けることが何より大事 ほか）
第３章 勘―興味から工夫を構想する「創造力」（飛んでいるものを叩き落とすのは創意でも工夫でもない；経験に「ムダ」は一つもない ほか）
終章 「原理・原則」に従いなさい（家業の手伝いで体力を養い、不自由だからこそ物事を考えた時代；昔話のつもりがいつの間にか技術の話へ ほか）
著者等紹介
市川徹［イチカワトオル］
１９８３年４月から２０００年７月まで全国紙記者として情報技術（ＩＴ）、地方行政、外食、建設、自動車などの分野を担当、取材、執筆し、１９９９年から総合デスク職。インプレスで経済ニュースサイトのセンター長を経て、フリーランスジャーナリストに。以後、多くのインタビュー記事をメディアに発表。１９６０年生まれ、札幌市出身、東京都杉並区在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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