内容説明
把握力、イメージ力、仮説力。ザックリ会計力はたったの3つだけ。会計の本質がイラストで分かる。
目次
序章 ザックリ会計力は3つだけ!(会計を全部理解するのはムリ;決算書は読めなくていいのだ!! ほか)
1章 ザックリ把握力―大きい数字を実感として理解する(「3ケタカンマ」は大人の常識;数字は「アタマ」だけ見ればいい ほか)
2章 ザックリイメージ力―数字の羅列に生命を吹き込む(レシピから料理を想像する;決算書が「静」から「動」へ変わるとき ほか)
3章 ザックリ仮説力―数字に潜むストーリーを見つけよう(ストーリーは隠れている;一枚だけの決算書は単なる紙切れ ほか)
終章 ザックリ伝達力―伝えられなきゃ意味がない(会計は伝えてナンボ;ザックリトリオの数字ライブ ほか)
著者等紹介
西山昌彦[ニシヤママサヒコ]
株式会社サンライズ・アカウンティング・インターナショナル代表取締役社長。1961年三重県津市生まれ。1986年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同年、東京エレクトロン入社。アプライド・マテリアルズ・ジャパンを経て、オックスフォード・インストゥルメンツのCFO(チーフ・ファイナンシャル・オフィサー)に就任。その後、日本ランズエンドCFOを経て、2003年サンライズ・アカウンティング・インターナショナルのCOO(チーフ・オペレーティング・オフィサー)に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りょう
12
ホントにざっくり。タイトルに偽りはなし。数字の変化からストーリーをイメージする、というのが収穫かな。2014/08/10
カランコエ
0
こうゆう私にも理解できる本をあと3冊くらい読めば数字アレルギーが解消するかも2017/10/25
ひろし
0
新人の頃、血迷ってる時に買ったと思われる本。クリティカルシンキングの『ファクトを見よ』って部分をゆるく解説した本。数字は嘘をつかないが、数字を使う人間は容易に嘘をつくぞ!騙されるな!(意訳)という所でしょうか。数字から有機的なストーリーを炙り出すのが大事なのはわかるけど、それって結局恣意的に数字を扱う話になるわけだから、どうせなら意図を持って数字を武器にするところまで書いて欲しかったなぁ。まぁそこまで読めるようになったのは成長の証ということか。2017/03/14
ヴィレ村
0
決算書のざっくりした見方。数字の裏側にある物語を想像するというのは面白いと感じた。2015/08/27
ひのはは
0
「文章を読んだり書いたりするのは好きだけれど、数字は苦手」という私に、数字アレルギーを緩和してくれた本。日頃、数字に強いと思われる人の考え方のエッセンスが詰まっている。苦手意識から、ついつい細かい数字に目が行きがちだが、実はここにあるザックリ力が大切なのだと理解できた。数字は無機質なのではなく、ある事象を伝えるための言語の役割を果たしていると捉えると、肩ひじ張らずに数字と付き合えそうな気がする。結論を出してから、うまく数字で説明できるように組み立てるという考え方を日常生活に取り入れたい。2015/04/11