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内容説明
佐賀・呼子の名物「いか活き造り」誕生の秘密に迫る。
目次
第1章 ヤリイカ活き造り編1(海中レストランで噂のいか活き造りコースを目で楽しみ舌で味わう;おいしいわけは料理人の腕前と高級イカの標準和名ケンサキイカを使うことにある ほか)
第2章 ヤリイカ活き造り編2(いか釣り漁師の知恵と工夫とワザが呼子のいか活き造りの名をいっそう高める;呼子のヤリイカ漁は時期によって漁法を使い分ける ほか)
第3章 いかしゅうまい編(いかしゅうまいの独特な味わいは素材へのこだわりから生まれる;いかしゅうまいのルーツは漁師料理のイカのすり身にあった ほか)
第4章 いか逸品編(いかまんじゅうの「黒」に使われるいか墨は抗腫瘍活性があり抗ガン作用が期待される;抗腫瘍活性の研究を進めるといか墨の酸化酵素の不思議な働きが無視できないとわかった ほか)
第5章 地魚料理編(加部島の海士が獲った殻付きウニとゆでたカメノテを呼子朝市でほおばる;いか活き造りが人気を集める前は「アラカブ」の味噌汁が名物だった ほか)
著者等紹介
太田善久[オオタヨシヒサ]
1943(昭和18年)、佐賀県唐津市生まれ。早稲田大学第一商学部卒業後、1968年に宝幸水産株式会社入社。1977年、大寿活魚有限会社を設立し、ハマチ・鯛の養殖及び、各都市市場への出荷業を始める。1983年、呼子町に「海中レストラン萬坊」(現株式会社萬坊)を開店。1989年には、いかしゅうまい工場を建設し、博多大丸、佐賀玉屋への出店、クール直送便にて全国販売を開始。現在、陸上養殖にて、トラフグの養殖も行っている
野村祐三[ノムラユウゾウ]
1945(昭和20)年、中国太原市生まれ。フリーランスライターとして全国の浜と漁師を精力的に取材し、漁師料理や漁業などの記事を各誌に寄稿している。水産ジャーナリストの会、食生活ジャーナリストの会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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