内容説明
誰がゲーム(博打)を発明した?危険な3つのゲームは、サイコロ、カード、そしてトリオンフィ(Triumphorum)。聖トマソたちに言わせると、それらは全て悪魔から生み出された。Trionfi(大アルカナ)に読み解く、600年の時を越えた「思想」と「教訓」。なぜ、キューピッドは「目隠し」をして描かれるのか?…「西欧美術」を読み解くための、新たな知見。
目次
第1章 予備知識(ヴィスコンティ家とスフォルツァ家;タロットカードの構成;現存するヴィスコンティ家のタロット;Trionfi(トリオンフィ)に関する記述
1300年代に行なわれたこと―古代ギリシャ・ローマ時代への関心と表現
I Trionfi(凱旋) ほか)
第2章 Trionfi(大アルカナ)に描かれていること(「Trionfi(大アルカナ)」の配列
カードに描かれている絵(図像)
トリオンフィ(大アルカナ)が語ること)
第3章 カードの引き方
著者等紹介
香月ひかる[コウズキヒカル]
日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト・インストラクター。食品会社の研究室勤務、カフェ運営など多岐に渡る経験や占星学、タロットの知識を活かして、ハーブやアロマテラピー、タロットのレッスンを行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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