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内容説明
ウケる「アイデア」×毎日読みたくなる「ストーリー」×アクセスしたくなる「仕掛け」=ヒット作誕生!!読者700万人超を誇る小説投稿サイトの豪華作家陣10名へのインタビューから導く、人気小説を生み出す秘訣。
目次
第1章 小説家を目指すあなたへ―押さえておきたい「出版」の現状
第2章 700万人超の読者が待つ!小説投稿サイトが作家デビューの新たな道
第3章 “アイデア×ストーリー×仕掛け”がカギ。WEBユーザーの心をつかむ「ヒット小説」の方程式
第4章 書籍化、映像化、ゲーム化…投稿サイトの先に広がる無限の可能性
巻末付録 小説投稿サイト「小説家になろう」の楽しみ方
著者等紹介
田島隆雄[タジマタカオ]
1975年、東京都生まれ。20代で小説新人賞佳作を受賞。その後、エンタメ雑誌編集長などを経て、現在はフリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hundredpink
40
住野よるの「君の膵臓をたべたい」は三つの新人賞で一次選考落選。そして男だったんかい。住野よるインタビューより。2018/07/12
よっち
25
なろう出身作家であるAska、小択出新都、シムCM、住野よる、蝉川夏哉、はなぶさ、坂東太郎、日向夏、柗本保羽、もりの各氏へインタビューを行い、人気小説を世に送り出すための秘訣をその多彩な取り組みから解き明かそうと試みた一冊。世代や背景、職業や環境が異なる各氏へのインタビューによる回答は、当然そのスタンスや考え方もバラバラでとても興味深く読むことができました。ストイックにサイトを更新し続けるメリットはたびたび語られていましたが、それでも並行して本を出すのは普通の作家さん以上に大変な作業に思えますね。 2016/08/13
pulpo8
23
「小説家になろう」というweb小説投稿サイトから書籍化した人を中心にインタビュー。一般小説好きからしたら9割は無名作家(住野よるは例外)だけど、どんな人のものでも創作の話というのは結構楽しい。素人全開だったり頭よさそうだったりニートだったり、色々な人がいて、試し読みもついていたが、続きを絶対読みたいというのはなし。森博嗣の「作家の収支」と「小説家という職業」の2冊が(ちょっとだけだが)引用されていて大活躍だなぁと笑ってしまった。『まことに残念ですが…ー不朽の名作への「不採用通知」160選』は読みたい。2017/08/13
宇宙猫
20
なろうからデビューした作家さんのインタビュー本なんだけど、なろうの宣伝本かな。2016/09/17
磁石
18
まず書け、取り敢えず書け、下手でもいいから書け、白紙に文字を書き込め。そうすれば、文字が文字を生んで文章となり、やがて物語になっていく。どんな指南書でも言われている書き手の心得、ここにもソレがある。ただソレだけでは今の世の中やっていけない、売り手としての配慮/読者の期待に応える必要がある。……本は創る技巧と同じぐらい、最初の1ページを読ませる工夫が大事。その二つを兼ね備えた本のみが、ヒット作になれる。ここにも経営の視点が必要だった。2017/04/03