内容説明
なぜ名だたる経営者がこれほどまでに慕うのか?孫正義氏も「師匠」と呼ぶ、この大学教授の最も嫌いな言葉は「和を以て貴しとなす」。情熱的教師として学生を励まし、大学改革を果敢に実践し、ピーター・ドラッカーを日本に紹介したのも彼。一方、コンサル活動を通じてソニーや伊勢丹の成長に貢献し、若手経営者を支援する団体も生み育ててきた。その精力的で破格な人生をくまなく明かす。
目次
序章 「和を重んじるな!」と説いて50年―日本経済界のゴッドファーザーは気骨溢れる“非常識人”
第1章 独特の個性・感性が育まれた青少年時代
第2章 彷徨と模索に明け暮れた20~30歳代
第3章 自信と好奇心の交錯した40~50歳代
第4章 納得した人生を送れた60~70歳代
第5章 思索生知の80歳代
別章 これからの日本への10の提言
著者等紹介
野田一夫[ノダカズオ]
1927年生まれ。東京大学卒業後、3年間同大学大学院特別研究生。その後、立教大学教授。「日本の大学改革」と、「日本企業の経営近代化」の推進者として大きく貢献した。その成果は、一方では多摩大学・県立宮城大学・事業構想大学院大学の初代学長、他方では日本総合研究所初代所長・ニュービジネス協議会初代理事長などの歴任が物語る。各界にわたって彼を愛し彼を慕う人々の数が知れない、前代未聞の行動的大学教授である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Bun-ichi Kawamoto
9
たった1回しかない人生なのだから、明確な人生目標の達成を心に期し、敢然と自分らしく生きよう!2017/10/04
夢仙人
0
破天荒な人だ。2017/09/16
山崎ジョー吉@waii
0
事業構想大学院大学の初代学長の野田一夫氏の著書。タイトルから連想できる通り、パワフルさを強く感じる内容。一言で表すなら野田一夫氏の志を記した本だといえる。「君は夢と志の違いを知っているか?」「夢は願望にすぎないが志とは多くの人びとの願望を叶えてやろうとする厳しい決意であり、未来への挑戦だ。志を高くもて!」国家再生のヒントは志にあり!2013/03/05
yonanono
0
読んでみたら?と渡されて。 野田先生の人生の振り返り(?)にそってメッセージが込められてる。パワフルな方だと思っていたがやはりパワフル。機会があれば、もう一度お目にかかりたい。2012/08/15