出版社内容情報
なぜあの人の文章は
最後まで読んでしまうのか?
大事なのは「わかりやすさ」よりも
「言葉の持ち味」
【芸風とは〈問題意識+着眼点〉×文体のこと!】
ロジカル、結論ファースト、言語化力。コスパ主義の今、正解とされる文章はこうした型にのっとれば誰だって書ける。
だが効率的な文章は、わかりやすさと引き換えに、書き手が本来持っている視点のクセ、思考が深まる過程、あるいは迷った痕跡といった「その人らしさ=〈芸風〉」を私たちから奪っている。
〈芸風〉があれば、あなたの書いたものは情報を伝えるだけでなく、人の記憶に残り、人を動かし、「なぜか最後まで読んでしまう」文章になる。
会社員と執筆業の二足の草鞋で活躍する批評家による、まったく新しい文章哲学。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Akira Suzuki
2
文章術や文章作法も大事だが「自分らしさ」つまり「芸風」で文章を書くべきだ、というタイトル名がすべてを物語る内容。楽しく読んだが、結局残るのはこのことくらいか。 2026/08/16
bic
0
文章の書き方の本。なのに、「Perfume」の文字が帯に書いてあるのが興味深くて購入。書くこと以外にも、「仕事の向き合い方」や「人間らしさ」についても考えたくなる良書でした。2026/08/19
テツナカ
0
正解を求める時代、文章にも合理性が求められ、PREP法など短く明快な表現が良しとされる。一方で効率的な文章は味気なく、書き手の「らしさ」が失われる。本書はその問題意識から、自分らしさ(芸風)を文章に埋め込み、自分のために書く意義を説く。「何を書くか」「なぜ書くか」を考える過程で芸風が立ち上がり、思考の癖や人生の厚みがにじむという。何気ない文章を書く行為が「自分とは何か」を探す旅になるというのはなんとも魅力的な話である。[2026/8/9]2026/08/09
unterwelt
0
ビジネス文書などある程度型が決まっている文書はAIでも代替できる(そちらの方が優れている可能性がある)。むしろ大事なのは自分なりの視点で「何を」「なぜ」「どのように」書くかではないかという考えを「芸風」という言葉で表している。自分なりの視点で文書を書くという観点は昨今の日記ブームにも通じるものがあると思いました。「何かについて書くには対象に対する理解が不可欠で、仕事で文章を書くのが苦手という人は、仕事をしている場所に対する理解が不足しているのでは」という指摘は仕事だけでなく、趣味に対してもそうだと思う。2026/08/08
レンコン餅
0
整いすぎた文章術やフォームを崩しすぎた文章術がある中で、自分らしさを文章に出すことの大切さを書いている。決め打ちじゃない文章にある味わい深さを知る。2026/08/08




